JR西日本は23日、山陽新幹線の全線開業40周年とアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』放送開始20周年を記念し、「新幹線 : エヴァンゲリオン プロジェクト」を始動すると発表した。この一環で、今年秋から「500 TYPE EVA」も運転開始される。

「500 TYPE EVA」外観イメージ(画像はすべてJR西日本提供)

「500 TYPE EVA」は庵野秀明氏が監修し、メカニックデザイナーの山下いくと氏が車両デザインを手がけた。同車両の外観デザインも公開され、新幹線500系がエヴァ初号機を思わせるカラーリングに。運転席の窓に「V2」と記された。現在、500系V2編成は「プラレールカー」として活躍している。

同車両は今年秋以降、山陽新幹線「こだま730号」(博多駅6時36分発・新大阪駅11時14分着)・「こだま741号」(新大阪駅11時32分発・博多行16時7分着)で運用される予定で、今年8月で運行終了となる「プラレールカー」のダイヤを引き継ぐことになる。車内ではエヴァンゲリオンの世界観をテーマとしたコンテンツを楽しめるという。

「新幹線 : エヴァンゲリオン プロジェクト」ではその他、記念旅行商品や記念グッズの販売なども予定している。「500 TYPE EVA PROJECT」スペシャルサイトも開設され、「ワンダーフェスティバル2015夏」の「エヴァンゲリオン20周年 in WF2015」ブースにJR西日本が出展することも発表された。庵野秀明氏・山下いくと氏のコメント、J-WESTネット会員(登録無料)向けのオリジナルムービー・壁紙などの限定コンテンツも展開される。

「新幹線 : エヴァンゲリオン プロジェクト」のプロジェクトビジュアル(画像左)とロゴ(同右)

「新幹線 : エヴァンゲリオン プロジェクト」の開催期間は2015年秋から2017年3月まで。「500 TYPE EVA」もプロジェクト開催期間中の運転を予定しており、具体的な運転日などについては「別途お知らせします」としている。