セイバンは7月7日、ランドセルのさまざまな機能を説明するツールとして、本物の猫を起用した動画を、同社のオフィシャルサイトで公開開始した。
ランドセルの中に猫が入る!?
同社は、独自の技術とノウハウで、子どもの成長を支える機能に着目し、装着時に負担が少ないランドセルづくりを行っている。しかし、現在は消費者の多くは色やデザインなどの見た目を重視してランドセルを選ぶ傾向にあり、6年間使用する上で大切な機能面を重視して選ぶ人は少数であるという。
そこで同社では、ランドセルの機能を分かりやすく説明をする体現動画を制作した。動画には、数多くの映画やドラマに出演しているモデル猫のポンズ君が登場。猫の視点で制作した動画は見るだけで癒やされる内容となっており、ランドセルの機能に関心が低かった消費者に気づきを与えることを狙いとしている。
動画「猫とランドセル」(2分)は、たっぷり入る余裕ややわらかくフィットすること、ゆがまずつぶれないこと、納得できる色とデザイン、簡単なお手入れ方法などについて紹介している。
撮影秘話
実際の撮影は、2015年6月上旬に東京都内で行った。猫のポンズ君は自らランドセルに入っていくなど非常に聞き分けがよく、撮影スタッフが手こずることはほとんどなかったという。帯同した動物プロダクションのスタッフの協力もあって撮影は順調に進み、予想時間より前にすべて撮影は終了した。