モデルの益若つばさ(29)が22日、オフィシャルブログを更新し、自身のイメージに悩んでいたことを明かした。

モデルの益若つばさ

今月17日に写真集『fetish(フェティッシュ)』(光文社)を発売した益若。デビューから10年を迎え、これまでのガーリーなイメージから一転して、自身の"フェティッシュ"趣味を前面に押し出した撮り下ろし写真が140点以上収められている。「売れなくてもいいから好きなものを、仕事ではなくプライベートで作りたい」という思いで、デビュー以来の信頼を寄せるスタッフに自ら声を掛けて実現に至った。

益若のもとにもファンからの感想が寄せられ、22日付のブログではそのことを喜びながら、「私は10年前にGALカルチャーからこの世界をデビューして、あの頃のおかげで今があるんだけど年齢と共に変わっていく感覚やメイクファッションを嫌がるファンの方もたくさんいたりして、戸惑う時期もありました」と打ち明けた。

さらに、「かと思えば、もういい大人になのにその頃のイメージが強くてもうGALじゃないけど世間からしたら『POPTEEN出てたGALの人』でしかなくて、全く相手にしてもらえなくて悲しくて戸惑ったり。。でも、みんなの求める可愛いのが好きな、ガーリーなイメージを壊したくない自分もいたり」と続け、「大人になりたい自分と変わったら嫌われちゃうのが恐い自分と葛藤してたなぁ。今もだけど」と正直な思いを伝えた。

目標も掲げずに、ただ「自分が好きなこと」を追い求めてきたという益若。「それが人によっては変わったと思われたり、方向性がぶれて何がしたいかわからないと言われたり、かと思えば知らない人からしたら昔のGALからイメージが変わらないと思われたり」と周囲の受けとめ方はさまざまだったようで、「いつしか好きなことを楽しくやってきたはずが、最近は自分には価値がないなー。。って感じる日々に変わってました」とつい最近まで苦悩があったこともつづる。

ところが、今回の写真集を機に「みんなが今までで1番好きかもって言ってくれて、昔の感覚に戻れた気がして少し元気でた」と前向きに。企画に賛同したスタッフに感謝しながら、「おばあちゃんになっても鮮明に覚えてるような仕事や遊びをみんなとしたいな」と感慨深げ。人見知りを自覚する一方、「つばさとお仕事して楽しかった。また一緒に何かしたいな逢いたいなと思われる人になりたい」というのは、10代のころからひそかに抱いている夢だという。