さくらももこ原作のTVアニメ『ちびまる子ちゃん』放送25周年と、静岡市にある「ちびまる子ちゃんランド」(エスパルスドリームプラザ内)開館15周年を記念し、キャラクターデザインなどを施した「ちびまる子ちゃんラッピング電車」が、静鉄電車で1年間運行することが明らかになった。
21日に都内で行われた会見には、ドリームプラザ代表取締役社長・大井一郎氏が登壇し、「『ちびまる子ちゃん』は、我々にとっても大きな誇りである原作者・さくらももこ先生の出身地(静岡市清水区)であり、中国や台湾など海外でも人気が高いキャラクター。ラッピング電車をきっかけに海外観光客が静岡に訪れることを期待したい」と延べ、「静岡と清水を結ぶ静岡鉄道は、アニメにたびたび登場する鉄道、静岡を回遊する際は、富士山や三保の松原などへの観光地とと共に、ちびまる子ちゃんにも触れていただければ」と大きな期待を寄せた。
また、静岡鉄道の取締役鉄道部長・仲田健二氏は「今回のラッピング鉄道に留まらず、12月23日に公開予定の『映画ちびまる子ちゃん』に合わせ、ちびまる子ちゃんグッズやICカード(LuLuCa)の販売も検討中」と今後もちびまる子ちゃんとのコラボに意欲。そのほか、会見ではちびまる子ちゃんが応援に駆けつけて「まるちゃんの静岡音頭」を披露したほか、ラッピング電車のデザインも公開された。
「ちびまる子ちゃんラッピング電車」の運行期間は、7月27日より1年間。静岡鉄道「新静岡」~「新清水」区間で運行する(車両は1000形1011号車を使用)。なお、ラッピング電車は1日に静岡と清水を13往復し、運行時間はホームページに記載される。
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