EIZOは21日、屋外監視カメラ映像用のフルHD対応23型液晶ディスプレイ「DuraVision FDF2306W」を発表した。7月29日に発売する。価格はオープンで、同社の直販サイト「EIZOダイレクト」での価格は128,000円(税込)。
「DuraVision FDF2306W」は既に発売している「DuraVision FDF2305W」の上位モデル。FDF2305Wに搭載されている暗部補正機能や輪郭補正機能に加え、新たに霧補正機能を搭載し、視認性をさらに向上させた。
霧補正機能は、屋外を監視する際に妨げとなる霧や雨、雪などのシーンをリアルタイムで解析し、鮮明な映像にする機能。カメラやソフトウェア側で霧補正を行う方法だと、録画データに手を加えてしまったり、リアルタイムに目視できないなどのデメリットがある。しかし、本製品の霧補正機能は、モニタ内で解析して補正するので、録画データは加工されず、リアルタイムでの確認も可能。
主な仕様は、液晶パネルが23型ワイドのTN方式(ノングレア)、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角が水平170度 / 垂直160度、最大表示色数が約1,677万色、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(コントラスト拡張有効時5,000:1)、応答速度が10ms(黒-白-黒)。
映像入力インタフェースは、HDMI×2、HDCP対応DVI-D×1、D-Sub×1。0.5W+0.5Wのステレオスピーカーを搭載。スタンドのチルト角度は上25度、スイーベルが左右各172度、60mmの高さ調節が可能。VESAマウント100mmに対応し、本体サイズはW545×D200×H390~450mm、重量は約5.2kg。