日産自動車は21日、高い走行性能と環境性能を両立するハイブリッドエンジンを搭載し、5月13日に発売した新型「エクストレイル ハイブリッド」の受注が、7月18日時点で1万台に達した(総受注台数は1万133台)と発表した。これは月販目標台数1,000台の10倍にあたる。
受注の内訳は、駆動別が「2WD」17%、「4WD」83%。ボディカラー別は「ブリリアントホワイトパール」36%、「ダイヤモンドブラック」32%、それ以外の色は10%未満。購入年齢別は、「39歳以下」22%、「40歳~49歳」24%、「50歳~59歳」26%、「60歳以上」28%となっている。
新型エクストレイル ハイブリッドは、排気量2.5リッターのガソリンエンジンを超えるパワフルな加速性能や高い静粛性、同社独自のハイブリッドシステム「インテリジェント デュアル クラッチ コントロール」によって達成されたJC08モードで20.6km/Lという低燃費、「平成32年度燃費基準+20%」を達成したことによる免税措置の適用、などが購入者に好評とのこと。
また、安全性能として「エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)」を標準装備し、定評のあるALL MODE 4×4-i にシャシー制御技術を搭載して実現した走行性能の高さや利便性なども高く評価され、好調な立ち上がりとなった。