熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

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7月13日(月)

■「中島知子が映画舞台あいさつをドタキャン。洗脳再び?!」【ビビット】

中島知子

あの中島知子に新たな騒動が持ち上がった。今度は出演映画の舞台あいさつをドタキャンしたという。中島は主人公の母親という準主役級の役だが、姿を見せなかった事実は間違いないところ。寺西監督は、「中島さんのスケジュールは確認していた。撮影時から自分の都合で『早く帰らせてほしい』と言い出すなどずいぶん振り回されてきた。もう一緒に仕事をすることはないです!」と怒り心頭。一方、中島側はスタッフがブログに「事実無根であり、どのような経緯で無断欠席との報道になったかわかりませんがとても残念」と書き込んだ。

かつての騒動から3年が過ぎたが、「女性占い師の洗脳再来か」なんて声も上がる中、真相が発覚した。中島は都内の焼き肉店で「1日店長」の営業をしていたのだ。ただ、中島の言い分としては、舞台あいさつが決まる前にこの仕事が入っていたという。

そもそも昨年9月の制作会見時、イベント開始直前に中島が「(出演を)聞いていない!」と事務所社長とケンカをはじめて会見が15分遅れたらしい。さらに、撮影時も18時を過ぎたころから中島の機嫌が悪くなり、理由を聞くと「私、今日は18時までに帰らなくちゃいけないって言ったじゃない!」と帰ってしまったため、脚本変更。しかも寺西監督と事務所関係者の見解は、「女性占い師と会っていたと思う」で一致している。また、この所属事務所は3月いっぱいで中島との契約を終了したという。中島が悪いのか、事務所が悪いのか、両方悪いのか。トラブルメーカーであることは間違いない。

■「『会いたい』、訴訟取り下げで解禁へ。笑顔の沢田知可子」【ノンストップ】

『会いたい』の歌詞を無断で変更したとして、沢田が作詞家・沢ちひろから損害賠償を求められていた訴訟が、訴状取り下げで決着がついたという。さっそく取材を受けた沢田は、「25年間ずっと歌ってきたのでホッとしています」と笑顔。ただ、沢とのやり取りは一切なかったようで、取り下げた理由はわからないらしい。

それだけに、「自分としても100%安心ということではなく、沢さんの気持ちを傷つけてしまったことについては大事に思っています」と複雑な表情も。ただ、許してくれるなら沢に「会いたい~」と歌いながらおどけて話すなど、懲りてないようにも見える。そもそも沢が怒ったきっかけは、歌詞をアレンジしたことではなく、バラエティ番組でふざけた替え歌を披露したことだろう。また何かやらかしてくれそうな人だけに、ちょっと期待。

7月14日(火)

■「近藤真彦に独占インタビュー! 今もギンギラギン?」【ノンストップ】

今年デビュー35周年、51枚のシングルをリリースし、50歳になったマッチ。朝の番組に出ること自体珍しいが、「わりと午前中ヒマなんで見ていますよ」と笑顔でリップサービス。

年齢について聞かれると、「やっぱり違うね。50歳になると『愚か者』を歌っていても、『味が出てきたね』なんて言われることもあるけど、自分の中では、『大人っぽく歌おう』とか、逆に『若々しく歌おう』とか思わず、自由に等身大で歌えました」とさわやかにコメント。今の歌唱を聞いてほしいということなのだろうか。

日本代表にも選ばれたトライアスロンをはじめたきっかけは、「昔は朝まで友だちとワイワイギャーギャーさわいでいたし、仕事も『あれ嫌だ、これ嫌だ』なんて言っていたのもありますし、だらしない自分を改めるためにはじめました」とぶっちゃける。何でも隠さず話してくれそうな貫録たっぷりだ。

続いて加齢による体の不調を聞かれると、肩こりや腰痛のほかに「ちょっと老眼が来ています。マッチも老眼になるんです」と苦笑い。すでに老眼メガネを持参しているという。「50歳すぎても夢が叶うんだよということを知ってもらいたい」「喜んでもらえる人に提供できる場を与えてもらって、とりあえず55歳まで頑張ろうと思っています」「いくつになっても『ギンギラギン』でいたい」と最後まで力強かった。

バナナマンの日村勇紀

■「日村勇紀の母が神田愛花との結婚に待った! 両家母が猛反対?」【ビビット】

今年4月の熱愛発覚直後から、神田が繰り返しラブラブアピールをしているため、「結婚に向けてまっしぐら」と思われていたが、2人の母親が待ったをかけているという。

報道の見出しは、「日村の"溺愛"母怒った『あんな女と結婚は絶対なし!』」という過激なもの。ただ、日村母の怒りを引き出したのは、神田とその母親。神田が「母親から言われている娘婿の条件は、高学歴で、生まれつきのお金持ちで、見た目が速水もこみちみたいであること」とコメントしたことが逆鱗にふれたようだ。自分の息子をおとしめられた日村母の怒りはわかる一方、気になるのは神田家の家族。神田は浮世離れした印象も強く、もはやNHKのアナウンサーだった名残はまるでないが、あらためてキャラの濃い人物であることがわかってきた。

7月15日(水)

■「バイきんぐ小峠英二が破局でしょんぼり。全然懲りない坂口杏里」【ノンストップ】

小峠英二(左)と坂口杏里

坂口杏里との破局が話題になったばかりの小峠を直撃。番組は交際前から、おちょくりながら何度も追いかけてきただけに、「やっぱり」といったところか。

小峠は「(別れたのは)6月末くらいですね。後半はそんなひんぱんに会っているわけでもなくて。(坂口からかかってきた)電話で別れ話になって、『最近あんま会えてないね。どうする?』という話で」と話すが、どこか元気がない。

別れの理由を聞かれると、「友だちの期間もあったので、そのときの方がいい感じだったなって思うんですよね。僕はけっこう公園とか買い物とか外でデートしたいんですけど、実際につき合い出すとどこに行っても目立ってしまうんですよ。六本木ヒルズに行ったときにすごく指をさされて、『もういけないな』と。両方が変装しても片方が変装してもバレるから外出しなくなって……。テレビに出てる人同士が交際するのって本当に大変なんだなと思いました」としみじみ語った。

失恋のショックは大きく、「へコみましたね。電話しているときもウルウルとなって……。ひさしぶりに恋に落ちたんですが、『やっぱりいいもんだな』と思いましたし、恋って人間を成長させるもんですね」と最後は語りモードに。坂口への皮肉や恨み言は一切なく、アラフォー独身芸人らしい悲哀をきっちり見せたのはさすがだった。

一方の坂口は、「別れた今でも単独ライブを観に行くし、電話で連絡もしますし、ご飯も食べに行きます。つき合う前みたいに友だちとしてどっか連れていってもらいたいです」とあっけらかん。「売名行為」なんて言われても反論できないコメントだった。

■「上半期で最も売れたタレントは? テリー伊藤が嫉妬で暴言!?」【ビビット】

テリー伊藤

恒例の『上半期タレント番組出演本数ランキング』が発表された。番組は巨大ボードを作り、下位のランキングから映していく。

20位はタカアンドトシの2人、斉藤慎二で192本、19位は千原ジュニアで195本、18位は田中裕二で202本、16位は夏目三久とビビる大木で203本、14位は上田晋也と山里亮太で207本、13位は大久保佳代子で209本、12位は羽鳥慎一で216本、11位は春日俊彰で220本、10位は若林正恭で225本、9位は小島瑠璃子226本、8位は博多大吉で227本、7位は後藤輝基で235本、6位は澤部佑で242本、5位は坂上忍で242本、4位は加藤浩次で254本、3位は有吉弘行で261本、2位は設楽統で310本、1位は国分太一で349本。

つまり、番組MCを務める国分の1位を祝いたいということだった。スタジオが盛り上がる中、国分はやや興奮気味に「ありがとうございます」と感謝。すかさず中田敦彦が「頂上の景色は?」と尋ねると、国分は「いいもんですね~。別に全然気にしてなかったんですけど。1位とかになるとうれしいですね」とうれしそうに笑った。

そこにテリー伊藤がボソッと「出ている時間じゃなくて出演本数だよね」とひと言。国分は『ビビット』に加えて、5分間の帯番組『おさんぽジャパン』をやっているから、出演本数勝負なら勝って当然と言いたいのか。テリーはつい最近までランキング常連だっただけにジェラシーにしか聞こえない。

7月16日(木)

■「錦織圭が新恋人とアウトレットデート! 年収23億なのにセコイ?」【ビビット】

錦織圭と新恋人のデートが報道された。ウインブルドンを負傷棄権してからわずか5日後に、「御殿場プレミアム・アウトレット」でモデルの観月あことデートしていたという。

2人は堂々と腕を組み、肩や腰に手を回し、おそろいのパジャマを選ぶなど、人目を気にせずラブラブ。しかし錦織と言えば、「両親公認の婚約者」と言われた元新体操日本代表・坪井保菜美と交際していたのではなかったか。報道によると、今年に入って遠距離恋愛の影響で、2人の気持ちがすれ違いはじめ春に別れたらしい。

隠しごとが苦手な錦織は、相手が誰でもオープンな交際になるようだが、この時期、同アウトレットはバーゲンセール中。わざわざ「年収23億円なのにセコイ!?」という切り口にしたのがこの番組らしさなのかもしれない。

■「杏と東出が夏に思い出のパリで挙式へ!」【ビビット】

今年1月に結婚した杏と東出昌大。お互いに連ドラ出演が続いて結婚式が先送りになっていたが、夏の終わりまでにハネムーンを兼ねてパリに行き、家族も呼んで式を挙げるという。

そもそも2人の出会いは9年前のパリ。お互いモデルだったのだが、パリの路上で杏を見かけた東出が声をかけていたのだ。その7年後、お互い俳優となって再会。交際から結婚まではアッという間だったが、「運命の相手と出会った大切な場所で結婚式を行う」というロマンチックな展開は華のある2人にふさわしい。

7月17日(金)

■「美川憲一、2億円ドロ沼法廷バトルがついに決着!」【ビビット】

美川と20年以上に渡って二人三脚で歩んできた前事務所社長の法廷バトルがついに決着。

事の発端は、美川の独立。これは美川への出演料やスタッフへの給料支払いが滞っていたからというまっとうな理由があったが、前事務所は「承諾のない独立」「名誉を傷つけられた」「衣装や譜面の無断持ち出し」などを理由に訴訟を起こしていた。

美川は前事務所から求められた損害賠償金は、何と約2億1000万円。しかし判決は、「原告の請求を棄却、訴訟費用は原告の負担」という美川側の全面勝訴だった。今後、独立を視野に入れた芸能人に関わる判決だけに、全面勝訴にホッとした人も多いのではないか。

■「ピース・又吉直樹が芸人初の芥川賞!」【スッキリ】

ピース・又吉直樹

又吉が芸人初の快挙。小説『火花』が『第153回芥川賞』に選出され、受賞会見が行われた。会見場に約350人のマスコミが集まるのは異例でいつもの3倍らしい。そのこともあって特別に又吉のみ、2度目の単独会見が開かれた。

又吉は、「すごいびっくりしたけど、とにかくうれしいです。ありがとうございます」「ウソみたいな感じですけど、金びょうぶ似合ってますかね。なかなかここまで緊張することはない」とややひきつった表情で喜びを明かす。これまで2000冊以上を読破し、尊敬する太宰治ですら取れなかった芥川賞の受賞。「喜びはもうホントにムチャクチャありますけど、僕が明るい人間やったら『フーッ!』って言ってるんでしょうね」とテンションの低さを挙げて笑わせた。

今後はこれまでと変わらず、芸人として活動しながら執筆するという。気になる次作については、「恥をかいてもいいから絶対に書きます」と意欲を見せた。文学界だけでなく映像界なども含めたエンタメ業界からの期待は、とてつもなく大きい。

又吉の受賞に沸いた週末で、同じく株を上げたのが相方の綾部祐二。受賞が決まるとさっそく「大先生、芥川賞おめでとうございます。これで本格的にアシスタントになる覚悟ができました。これからもよろしくお願いいたします」とコメントを寄せた。コンビ格差をネタにできるオイシさもあるが、綾部の表情を見ているとそれ以上にうれしさを感じる。

もともと綾部はしゃべりが得意であり、又吉は不思議な存在感が魅力だけに、「大先生」という魔力が加わった今こそ、ピースのコントが見たい。

■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。