吉野家とTポイント・ジャパンは16日、Tポイントプログラム契約を締結したと発表した。2015年度内を目処に、吉野家が展開する牛丼チェーン店「吉野家」1,179店舗(2015年6月末)にて、Tポイントサービスを開始する。
ビッグデータを活用し、商品開発や販促施策を充実
吉野家は、Tポイントの導入により、Tポイントのデータベースを活用したCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)に取り組み、ロイヤルユーザーの継続利用、新規顧客の定着化など、顧客に応じた費用対効果の高い販促策を実施する。
また、Tポイントのビッグデータを活用することで、精度の高い顧客属性や行動分析、Tアンケートを活用した消費者インサイトの把握などを通して、商品開発や販促施策などの充実に繋げる。このほか、店舗開発においても、データベースをもとに新店の売上予測の精度アップを図るという。
なお、牛丼チェーンは、T会員からのTポイントサービス参加要望が高い業種であるといい、吉野家でのサービス開始をきっかけとして、一層のTポイント利用率向上と顧客満足度向上を期待するとしている。