本田技研工業(ホンダ)は16日、コンパクトセダン「グレイス」に教習車を設定し、全国の自動車教習所を対象に発売した。
グレイス教習車は、コンパクトな5ナンバーサイズのボディーにより、教習生が車両感覚をつかみやすく、運転しやすい取り回しのよさを実現。また、「運転席ハイトアジャスター」と「テレスコピック&チルトステアリング」を装備し、適切な運転姿勢を身につけることが可能となっている。
さらに、教習指導員が教えやすく疲れにくい教習車を目指し、長時間座っても疲れにくいシートや、扱いやすい「教習指導員用補助ブレーキ&フットレスト」、教習生の誤操作を防ぐ「教習指導員用4席パワーウインドウスイッチ」などを採用した。
エンジンは力強い走りと環境性能を両立した1.5L直噴DOHC i-VTECエンジンを採用。トランスミッションはCVTと5速マニュアルトランスミッションの2種類を用意している。グレイス教習車の価格は、179万円(税込)。