グラビアアイドルの橋本マナミが15日、東京・丸の内のライブハウス「コットンクラブ」で、DVD『マナミ』の発刊記念ライブを行い、歌声を披露した。

初ライブに臨んだ橋本マナミ

このDVDは、写真家・篠山紀信氏が撮り下ろした橋本の写真と映像で構成し、オリジナルの楽曲を付けた作品。橋本はこの中で初ボーカルを披露しており、この日のライブではその歌声を、初めて観客の前で披露することになった。

橋本は、胸元を大きく見せた真紅のロングドレスで登場。「スリルとドキドキ感が味わえる」という理由で、下着をつけずに臨んだが、さすがの初ステージに緊張の面持ちで歌声を響かせた。

このライブ本番の前に、報道陣にリハーサルを公開。この中で、篠山氏とトークショーを行い、橋本がデビュー当時のエピソードを披露した。実は、橋本がデビューして、最初に写真を撮ったのが篠山氏。当時13歳の橋本に、篠山氏は「本当のパンツは脱がなくていいから、心のパンツを脱いできてね」と、気持ちをさらけ出すようにアドバイスしたという。

この言葉を受け止めて撮影に臨んだ橋本は、現場で篠山氏にどんどん気持ちを乗せられ、「服を着ていようが着ていまいが何も関係ないという気持ち」という状態に。最終的には「心のパンツは脱げたか分かりませんが、本当のパンツは知らない間に脱いでました」と、完全に心を許した当時の話を明かした。

橋本(左)と篠山紀信氏

ライブのバンドメンバー

篠山氏もこのことを覚えており、「本当に品があって、いい感じのお嬢さんだった。だから、エロいんですけど、品があってすごくいい写真になった」と述懐。しかし、近年橋本が週刊誌やスポーツ紙で披露している写真は「下品だ」と断じ、「カメラマンや編集者がポーズをとらせるのか」と尋ねたところ、橋本は「自分で求められなくてもやってます」と即答し、篠山氏を驚かせた。

一流のミュージシャンが立つ「コットンクラブ」のステージに、橋本は「寝られませんでした」と前日から緊張。何度もボーカルの練習を重ね、時には路上でも「変質者と思われるくらい」大声で歌っていたという。そしてこの日の本番。心のパンツだけでなく、「実際のパンツも脱いできました。上もつけてないです」と気合十分で臨んだ。

歌は好きな方だといい「目標は武道館」と高らかに宣言。現在、NHKの朝ドラ『まれ』に出演しているが、同局の『紅白歌合戦』も「目指します」と狙いを定める。ただ、出演するときは、"国民の愛人"として「ぶれずにいきたい」と、自らのキャラクターを曲げない考えを強調した。