女優の上戸彩が出演するソフトバンクのCM「白戸家」シリーズに、俳優の小日向文世が出演することが15日、分かった。17日から全国で放送される。

ソフトバンクCM「白戸家」シリーズに出演した小日向文世

今回の新CM「悪代官」編の舞台は時代劇。悪代官役の小日向が、白戸家に押しかけてお米を取り上げ、お父さん犬から「やめろっ!」と反抗されるも「だまれ、犬!」と一蹴する。すると、シーンが現代に移り、ソフトバンクショップで店員として接客する上戸が「と、取り立てたお米が、このコシヒカリです」と笑顔で紹介。ソフトバンクが、オリジナルパッケージのパックご飯「コシ光」を店頭でプレゼントしているキャンペーンを告知するが、小日向がすかさず「うそ言うな」とツッコミを入れる内容だ。

小日向は、今回のCM出演が決まった際「あのお父さんに会える!」と喜んだそうで、初対面では「予想外に静かなたたずまいと品の良さがあり、とってもかわいかったです」とデレデレ。撮影の合間には、一緒に写真撮影も行うほどの溺愛っぷりで、「白戸家のメンバーに、僕も入りたいなぁ…」とつぶやいていた。

しかし、本番ではプロの表情。NGもほとんど出さず、監督からは「小日向さんが役どころの心情を的確にとらえて表現されているあたりは、さすがとしか言いようがありませんでした」と絶賛された。

温厚な役柄のイメージが強い小日向だが、今回の役は「悪代官の傍若無人さが楽しかったです」。特に「だまれ、犬!」とお父さんに言うのが面白かったと、感想を話していた。