家計簿の費目欄のように、決まった項目を記入する場合はリストから選んで入力できると便利です。ここでは「データの入力規則」という機能を使って、セルにリストからデータを入力できるようにする方法を紹介します。
「データの入力規則」で入力用のリストを作る
リストから選んで入力できるようにするには、「データの入力規則」を使います。
まず、リストを使って入力したいセル、またはセル範囲を選びます。家計簿の場合は下図のように列を選ぶといいでしょう。続いて、「データ」タブの「データの入力規則」をクリックすると「データの入力規則」画面が開きます。
「データの入力規則」画面の「設定」にある「入力値の種類」で「リスト」を選び、「データ」にリストに表示したい内容を入力します。項目は1つずつ半角の「,」で区切りましょう。
「OK」をクリックすると、項目をリストから選んで入力できるようになります。
リスト用のデータを作って参照する
リストの「元の値」では、上記のように直接入力する方法のほかに、セルを参照するという方法もあります。項目が多い場合はこちらの方法の方が見やすく、修正もしやすくなります。
以下の例では、入力候補用の列を作って「元の値」で参照しています。
執筆:よつもと
NPO法人で「MOS (マイクロソフトオフィス・スペシャリスト) 講座対策」等の講師を担当。20年来のThinkPadユーザーだけどMacBookも好き。地下鉄の階段で「もうイヤ」と弱音を吐いたら子供に真顔で「運動してください。そして健康診断に行ってください」と言われたので今年のテーマは筋トレ。インナーマッスルを鍛えよう!
本稿はWindows版の Microsoft Office Excel 2013 (本稿ではすべてExcel 2013と表記) をもとに執筆しています。お使いのExcelのバージョンが異なる場合は適宜読み替えてください。
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