アニヴェルセルはこのほど、首都圏・関西在住の20歳~36歳の男女を対象に、「結婚相手に求める年収」に関する調査を実施。結果を「アニヴェルセル総研」の調査第20弾として発表した。調査は3月14日~24日に行われ、有効回答数は1,397名。

約6割が、結婚相手の年収は「300万円以上」でOK!

「結婚相手に求める年収(男女総合)」

「結婚相手に求める年収」について答えてもらったところ、最も多かった回答は「300万円以上(31.5%)」で、3位の「好きになったら収入は関係ない」と合わせれば、全体の約6割が「300万円以上ならOK」と考えていることが明らかとなった。国税庁の統計調査(平成25年版)によると、20代前半の平均年収は246万円、20代後半は339万円、30代前半は384万円、30代後半では425万円とのこと。この平均年収をアンケート結果に照らし合わせてみると、大半の人が、一般的な平均年収程度の収入があれば結婚相手として問題ないと思っていることが浮き彫りとなった。

男性50.1%が「好きになったら収入は関係ない」と回答

「結婚相手に求める年収(男性)」

次に、調査結果を性別、あるいは年代別に見てみると、男性は、総合では3位だった「好きになったら収入は関係ない(50.1%)」が1位となった。また、次点の「300万円以上(34.3%)」と合わせると85%にもなることから、男性は相手の年収を結婚の条件として、重要視していないことが明らかとなった。

「収入は関係ない」という女性は15%

「結婚相手に求める年収(女性)」

続いて、女性の回答に注目してみたところ、1位は「500万円以上(36.2%)」だった。この金額は、先に挙げた20代~30代の平均年収を大きく上回っている。さらに「収入は関係ない(15.1%)」と回答した人よりも、「700万円以上(13.1%)」「1,000万円以上(4.3%)」「1,500万円以上(1.3%)」といった高額所得者を望む人は18.7%と、これを上回った。

「結婚相手に求める年収(女性年代別)」

年代別でも比較してみたところ、20代女性は、ランキングの順位も得票率もほとんど女性全体の結果と変動がないのに対し、30代女性では「収入は関係ない」が4位にランクダウン。逆に、1位の「500万円以上(41.0%)」が40%の大台を突破していることが判明。「女性は年齢が上がるに従って、結婚相手の収入にシビアになる傾向があるともいえる結果となった」と同調査。