全研本社が運営する、働き方と天職を考えるウェブマガジン「瓦版」はこのほど、瓦版ユーザーの男女405人を対象に実施した「睡眠時間」についての調査結果を明らかにした。調査期間は6月15日~30日。
平均睡眠時間を尋ねたところ、最も多い回答は「6時間くらい」(32%)、次いで「5時間ぐらい」(31%)だった。合わせると63%の平均睡眠時間が「5~6時間」であることがわかる。一般的に健康的な睡眠時間は6時間~8時間未満と言われているため、睡眠不足のビジネスパーソンが多いようだ。
一方で、「7時間ぐらい」は21%、「8時間以上」は4%で、4人に1人はたっぷり眠れていることがわかる。また、「4時間ぐらい」「3時間未満」という比較的短い睡眠時間の人も合わせて12%見られた。
睡眠時間が減少している原因の一端を探るべく、通常の労働時間内に終わらない仕事を自宅に持ち帰る「風呂敷残業」の有無についても調査した。家で仕事をしている人は21%で、「していない」の62%を大きく下回る結果となった。すなわち、会社でみっちり残業しているか、帰宅後に仕事以外のことに時間を使い過ぎて睡眠時間を消耗している可能性が伺える結果となった。