UQコミュニケーションズは14日、同社が2013年10月から提供しているモバイル通信サービス「WiMAX 2+」の「ギガ放題プラン」にて、「3日間で3GB」という容量規制を緩和するとともに、「WiMAX 2+」の広告表現を見直すと発表した。

「WiMAX 2+」の料金紹介ページ

2013年10月に提供開始された「WiMAX 2+」は、2年間の継続利用となる「UQ Flat ツープラス ギガ放題プラン」で「月間データ量制限なし」をうたうが、同プランは日間ベースで「3日間で3GB」の通信容量制限がある。このため、一部ユーザーから「誇大広告ではないか」「速度制限の表示がわかりにくい」などといった声が上がっていた。

同社では、「WiMAX 2+」のサービス開始当初から、2015年4月に「3日間で1GB」という通信容量制限の導入を案内しており、2015年1月には4月に導入する同制限を「3日間で3GB」に拡充することを案内していたと説明。しかし、運用開始後、ユーザーから広告表現などについて多くの意見や要望があったとし、今後広告表現を誤解のない内容に改善すること、「3日間で3GB」超の速度規制は継続するものの、規制方法についてはより利便性の高い運用方法を検討することを発表した。

同社によると、同社の公式サイトでは、「ギガ放題プラン」の表現を順次修正しているとする。また、速度規制については、より利便性の高い運用方法の準備が整うまでの間、規制速度を緩和する。緩和後の具体的な速度は公表していないものの「従来はYouTubeの標準画質(360p)レベルが視聴できる程度だったが、緩和後はHD画質(720p)が視聴できる程度になる」としている。