アスクは14日、Sapphire製グラフィックスカードの最新モデルとして、AMDの最新GPU「Radeon R9 Fury」を搭載した「R9 FURY 4G HBM TRI-X」を発売した。店頭予想価格は税別8万円台後半。
「Radeon R9 Fury」は、"Fiji"の開発コード名で知られていたGPUコアを採用する。"Fiji"では、広帯域メモリ「HBM」(High Bandwidth Memory)を搭載し、従来のGDDR5と比べて幅広いメモリ帯域幅を実現するという。
「R9 FURY 4G HBM TRI-X」では、冷却ユニットに独自の「Tri-Xクーリング」を採用する。3基の90mmファンとマルチヒートパイプ、高密度フィンにより冷却を行う。また、GPUが50度以下になるとファンの回転を減速し、アイドル時にファンを完全に停止させる「Intelligent Fan Control 2」機能に対応する。
主な仕様は、ストリームプロセッサ数が3,584基、コアクロックが1,000MHz、メモリが4GB、メモリクロックが1,000MHz、バス幅が4,096bit、PCとの接続インタフェースがPCI-Express (3.0) x16、補助電源が8ピン×2。映像出力端子はHDMI×1、DisplayPort×3。本体サイズはW306×D114×H49mm。