米Appleは7月13日(現地時間)、iTunes 12のアップデート「iTunes 12.2.1」をリリースした。6月30日に始まった音楽サービス「Apple Music」と音楽クラウドライブラリサービス「iTunes Match」の問題を解決する。
Apple Musicは、ユーザーがiTunesライブラリで管理しているユーザー所有曲をApple Music対応曲としてiCloudを通じて利用できるようにするサービスを備える。iTunesライブラリの曲をiCloudに同期するiTunes Matchに似た機能だが、Apple Music対応曲にはDRMが施される。iTunes 12.2ではiTunes MatchユーザーがApple Musicを契約した際に、マッチした曲の一部がApple Music対応曲に変更される問題が起こった。iTunes 12.2.1では、この問題を解決した上で、iTunes Matchユーザーがライブラリの問題を修正する方法を提供する。
またApple Musicのラジオサービス「Beats 1」のバグを修正し、動作を改善した。