LINE MUSICはこのほど、2015年6月30日にユニバーサル ミュージック(以下、UMJ)を新たに株主に加え、新体制で事業を行っていくと発表した。

UMJの持ち株比率は13.2%

LINE MUSICは、エイベックス・デジタル(以下、ADG)、ソニー・ミュージックエンタテインメント(以下、SME)、LINEの3社共同出資により、2014年12月に会社を設立。その後、各社の経営資源を活かし、定額制オンデマンド型音楽配信サービス「LINE MUSIC」についての協議・開発を行い、2015年6月11日に定額制オンデマンド型音楽配信サービス「LINE MUSIC」を公開した。また、2015年6月4日には、UMJが新たな共同出資企業として、資本参加することに基本合意している。

LINE MUSICロゴ

今回、6月30日に、SMEおよびLINEからUMJへ株式譲渡を行い、LINE MUSICは4社による共同出資となった。なお、株式譲渡後の持ち株比率は、ADGが20%、SMEが33.4%、UMJが13.2%、LINEが33.4%となる。

併せて、新たな取締役として、千葉龍平氏(ADG代表取締役副社長)、田中宏和氏(UMJ執行役員)の2人を選出したと発表。今後も、4社でユーザーと音楽コンテンツの新たな接点や楽しみ方を創出することを目指し、事業を推進していくとしている。