WOWOWの連続ドラマW『死の臓器』の完成披露試写会が10日、都内で行われ、キャストの小泉孝太郎、小西真奈美、豊原功補、武田鉄矢と佐藤祐市監督が出席した。
12日からスタートする本作は、麻野涼の同名小説をドラマ化した社会派医療サスペンス。女性の遺体発見をきっかけに、臓器移植の闇を追うテレビ番組のディレクター・沼崎(小泉)。臓器移植売買疑惑をかけられた医師・日野(武田)への取材を進めるうち、沼崎は医療現場の隠された真実に近づいていく――というストーリーで、ドラマは毎週日曜22時から放送する。
念願のWOWOWドラマに初出演を果たした小泉は、「願いが叶ってうれしい。キャスト、スタッフの熱意や情熱を必ず感じ取ってもらえると思う」と胸を張ってアピール。続けて、「武田さんと豊原さんは、ものすごくハードボイルドでしびれました! とにかく2人には大きな刺激をもらった」と撮影を振り返ると、小泉と初共演だった武田は、「本当に幸せなひと時でした」とにっこり。そんな武田も小泉との共演を楽しみにしていたようで、「キャバクラのせがれとは違って、普通の家柄ではないですから」と自虐で笑わせつつ、「小泉くんは声が良い。その容姿と声を生かして大成してほしい」と温かいエールを送った。
一方、沼崎の同僚で元恋人役を演じた小西が、「小泉さんとのシーンは、長回しでものすごく緊迫感があって。やっとOKになった時は、2人でワーッと抱き合いました」とエピソードを披露すると、小泉は、「小西さんは大きな癒しでした。ツンデレが可愛いんです!バチバチ言い合っても容姿がコレなんでね」とニンマリ。また、小泉の37歳の誕生日だったこの日、小西から大きなバースデーケーキを"あ~ん"と食べさせられた小泉は、「美味しい! 結婚披露宴でこういうのあるよね」と照れながらも大喜びで、「小泉孝太郎、37歳独身! 東京オリンピックまでに結婚したい!」と宣言して観客を沸かせていた。