東京ディズニーランド(千葉県浦安市)で10日、天候の都合で1日遅れで夜のパレード「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」がリニューアル初日を迎え、『塔の上のラプンツェル』の新規フロートや、リニューアルした7台のフロートが初お目見えした。
3度目のリニューアルとなった今回の目玉は、『塔の上のラプンツェル』のラプンツェルやフリン・ライダーを乗せた新規フロート。映画の中で印象深いランタンが空を飛ぶシーンや、黄金に輝くラプンツェルの髪、花などをデザインした、幻想的な光の世界で魅了した。
LEDの照明で輝きが増した7台のリニューアルフロートもお披露目。「ピーターパンの海賊船」では、新しい帆に嵐の様子や、ピーターパンとフック船長の影が戦う様子などが浮かび上がった。また、船全体がゴールド一色に変化し、光り輝きながら飛び立つシーンも表現した。
オープニングで登場する「ブルーフェアリー」は、羽の輝きが増し、ティアラやワンド(杖)もリニューアル。続く「光の騎士」はデザインが大幅にリニュアルされ、光の騎士が乗る馬はペガサスのような羽を持ち、雲間をはばたき飛び越えてくるような躍動感ある姿を披露した。
そして、スモールワールドのフロート4台すべてがリニューアル。「ショーボート」は、蒸気船が一段と光り輝き、ドナルドとデイジーのコスチュームが、古き良き時代の船旅をイメージしたものに一新した。「エアシップ」も飛行船が輝きを増し、チップとデールのコスチュームもパイロットをイメージした新デザインに。さらに、「ザ・ムーン」は羊やヤギ、小鳥などが、「ザ・サン」は大きなキリンが新た加わり、より華やかに進化した。
2001年にスタートした「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」は、これまで2007年3月、2011年7月にもリニューアルしており、今回が3度目のリニューアルとなる。
「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」開催概要
【公演場所】パレードルート
【公演時間】約45分(1日1回)
【出演者】約80人
【フロート台数】23台(オープニングの光の騎士2体を1台とカウント)