米Microsoftは9日(現地時間)、Windows 10 Insider Preview ビルド10166をリリースした。同社は先週、6月29日にビルド10158、翌日の30日にビルド10159、6日にビルド10162を3連続でリリースしているが、今回のビルド10166はそれらのバグ修正と最終調整が主だという。

今回のビルドでは、Windows 10向けに同社が提供する公衆無線LANサービス「Microsoft Wi-Fi」が動作するようになった。

利用には、Windowsストアで提供されている「Microsoft Wi-Fi」アプリを購入する。同アプリは30分や1日など必要な分を購入可能。その後、ネットワーク設定で"利用可能な接続先"に「Buy Wi-Fi from Windows Store」(Windowsストアから購入したWi-Fi)を選択することで利用できる。現時点でこの機能はシアトル在住者向けにテスト提供されているが、今後米国の他のエリアでも提供を予定するという。

このほか、ビルド10166に対応するSDKも同時に配布。Windows 10の開発者向けページからダウンロード可能だ。

Microsoftストアの「Microsoft Wi-Fi」アプリ