ミニストップはこのほど、全国5つのエリアで、それぞれの地域に合った素材や調味料を使用した「地域限定弁当」を発売した。
同社は、地域特性や地域文化に根付いた食べ物を商品化することに力を入れている。今回発売した弁当は、6月に発売した「地域限定おにぎり」に続く第2弾となる。
東北地区(青森県・岩手県・宮城県・福島県)では、「牛タン弁当」(税込498円)を発売。宮城県・仙台の名物「牛タン」を麦飯の上に5枚乗せ、仙台名物の青唐辛子と厚焼き玉子を一緒に添えた。好みで使用できるよう、七味唐辛子も付けた。
東海地区(愛知県・岐阜県・三重県・静岡県の一部)では、名古屋めしで知られる「ロース味噌かつ弁当」(税込498円)を発売。別添の味噌だれには、地元の八丁味噌を使用している。さっぱりと食べられるようにご飯は、青菜ご飯にしたとのこと。
近畿地区(大阪府・京都府・奈良県・兵庫県・滋賀県・福井県)では、「かやくご飯とだし巻玉子弁当」(税込498円)を販売。メインは関西風のかやくご飯とだし巻玉子で、ご飯の上に錦糸玉子と刻み海苔をあしらい、和風の仕上がりにした。付け合わせには小松菜のおひたしと、嵯峨野(さがの)のしば漬を使用している。
四国地区(香川県・徳島県・愛媛県)は、愛媛県名産の鯛めしを詰めた「瀬戸内鯛めしうまいもの弁当」(税込530円)を発売。他には、愛媛のじゃこ天、香川の骨付き鶏風焼鳥、たけのこの煮物の天ぷら、郷土料理の醤油豆など、四国のおかずにこだわった幕の内弁当に仕上げた。
九州地区(福岡県・佐賀県・大分県)では、「ジャンボチキン南蛮弁当」(税込430円)を発売。具材は宮崎名物のチキン南蛮で、たっぷりとタルタルソースをトッピングした。
同商品は4週間の期間限定発売。8月には続編を予定しているという。