運輸安全委員会は7月8日、フジドリームエアラインズ(FDA)が7月7日に運航したFDA212便(札幌新千歳14:30発→松本16:05着予定)が、新潟空港に緊急着陸した件に関して重大インシデントと定め、現在調査中であることを発表した。

同機は飛行中に抽気系統(エンジンから機内に空気を送るシステム)の不具合を示す注意灯が点灯し、航空機内の気圧が低下したため目的地を変更し、15:47に新潟空港に緊急着陸した。FDAは今後、国土交通省運輸安全委員会による調査に全面協力し、再発防止に努めるとしている。