家計簿に日付と曜日を一覧表示する時、日付欄に曜日を表示する方法と、曜日欄を別に設ける方法とがあります。ここでは曜日用の列を別に設けて、TEXT関数を使って曜日を表示させる方法を紹介します。曜日欄が別になっていると、曜日でデータを絞り込む時に便利です。

TEXT関数で日付を曜日にする

TEXT関数は、表示形式を指定して日付や数値を文字列に置き換える関数です。例えば日付を「4桁の年号-2桁の月-2桁の日付」とするのであれば、「=TEXT(日付のセル, "yyyy-mm-dd")」とします。また「2015-07-01(水)」のようにするなら、漢字1文字の曜日という意味の「aaa」を使い「=TEXT(日付のセル,"yyyy-mm-dd(aaa)")」とします。

ここでは、曜日の列に「月曜日」「火曜日」……のように表示してみましょう。書式は「aaaa」と指定します。

「=TEXT(日付のセル, "aaaa")」で曜日を表示します

執筆:よつもと
NPO法人で「MOS (マイクロソフトオフィス・スペシャリスト) 講座対策」等の講師を担当。20年来のThinkPadユーザーだけどMacBookも好き。地下鉄の階段で「もうイヤ」と弱音を吐いたら子供に真顔で「運動してください。そして健康診断に行ってください」と言われたので今年のテーマは筋トレ。インナーマッスルを鍛えよう!

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