日本政府観光局(以下、JNTO)は8日、米国の大手旅行雑誌『Travel+Leisure(トラベル・アンド・レジャー)』による2015年の世界の人気都市ランキングで、京都市が2年連続1位に選ばれたと発表した。
東京はアジア地区の4位
『Travel+Leisure』は、月刊売上が100万部近くに上る米国の大手旅行雑誌。主なターゲットは北米富裕層で、世界的にも強い影響力を持つといわれている。同誌は毎年夏に読者ランキング「World's Best Awards」を発表しており、2015年は世界の魅力的な都市を決める「Top Cities」ランキングで、京都市が91.22点を獲得し、昨年に続いて1位に選ばれた。
以下の順位は、2位チャールストン(米国)、3位シェムリアップ(カンボジア)、4位フィレンツェ(イタリア)、5位ローマ(イタリア)と続いた。また、アジア地区の上位都市は、1位京都市、2位シェムリアップ、3位バンコク(タイ)、4位東京都、5位香港(中国)となった。
JNTOは「今回の京都の快挙は、同市による継続したブランディングや外国人旅行者のおもてなしの取組に加えて、米国における観光庁/JNTOのビジット・ジャパン事業の積み重ねの成果としても意義深い」としている。