ビット・トレード・ワンは3日、ギターエフェクタ風のデザインをしたUSB接続型フットペダル「Tone Pedal+」のファームウェア、設定ソフトウェアなどのソースコード全般をオープンソース化し、ソフトウェア開発プロジェクトの共有Webサービス「github」にて公開した。

Tone Pedal+

Tone Pedal+は、エレキギターのストンプボックスデザインを採用したUSB接続型フットペダル。合計8種類のプリセットを登録でき、Tone Pedal+のフットペダルを踏むと、割り当てたプリセット機能が実行される。マウス、キーボード、ジョイパッドをはじめ、本物のギターをつないで遊べるゲーム「ロックスミス」用のリアルトーンケーブルにも対応。

今回のオープンソース化により、同社が制定したオープンソースハードウェアライセンスのAssembly Desk License(ADL)に対応した。このライセンスに準拠した形であれば無償で、改変、再配布、商用利用、有料販売などが行える。ユーザーは公開されたソースコードを利用し、Tone Pedal+の機能を変更したり、新しい機能を追加したりできるようになった。

同社は、今後リリースする製品についても、ADL対応デバイスとしての拡充を目指すとともに、ブラックボックス化していたゲーミングデバイスのオープンソースハードウェア化を推進するとしている。

製品イメージ

専用ソフトウェアイメージ