千葉県浦安市の東京ディズニーランドで8日、7月17日にオープンする新アトラクション「スティッチ・エンカウンター」のプレスプレビューが行われ、キャンペーンで当選したゲストがひと足早く体験した。
"トゥモローランド"エリアに登場する「スティッチ・エンカウンター」は、ディズニー映画『リロ&スティッチ』をテーマにしたシアタータイプのアトラクション。スティッチがいい子でいるか見守るため、そしてガントゥのような邪悪なエイリアンから彼を守るために、銀河連邦が設立した「スティッチ・モニターステーション」となっており、ゲストと話をしたり、いたずらしたり、体験するたびにいろいろなスティッチに出会うことができる。
「スティッチ・モニターステーション」では、銀河連邦の最新技術を駆使した"P.H.O.O.G.(フーグ)"を使ってスティッチをモニター。このP.H.O.O.G.は、東京ディズニーランドの同アトラクションだけに登場するオリジナルだ。入場してすぐのロビーでは、P.H.O.O.G.がとらえたスティッチの映像を上映。銀河連邦の議長からのメッセージをはじめとする8枚のポスターも展示している。シアターに入る直前のブリーフィングルームでは、スティッチが地球にやって来て、リロと出会いオハナ(家族)になるという背景などを映像で紹介。そしていよいよシアター内へ。
はじめにキャストが「スティッチの様子を見てみましょう。コンピューター、スティッチの現在位置を調べて」と指示し、スティッチを探す。スクリーンに登場したスティッチは「うー? いっぱいいる」とゲストに気づき、「みんなアロハ!」とあいさつ。また、スティッチは特定のゲストに話しかけ、「名前は?」「どこからきた?」「友達と遊ぶの好き?」「何色が好き」などと質問を連発。その答えに対し、スティッチらしいユーモアあふれる会話を繰り広げ、会場からは笑いが起こった。
後半では、スティッチが現在の場所から逃げるため、いろんな扉のある迷路からの脱出方法をゲストに聞く場面も。「何色の扉を開ければいい?」と聞くスティッチに、ゲストが「青!」「緑!」などと誘導。スティッチを助けようという一体感が生まれ、盛り上がりを見せた。
なお、所要時間は約12分、総投資額は約20億円。