日本ヒューレット・パッカードは8日、超小型のデスクトップPC「HP Pavilion Mini 300-150jp」と「HP Pavilion Mini 300-130jp」を発表した。7月17日に発売する。量販店で発売されるモデルで、店頭予想価格(税別)は前者が90,000円前後、後者が70,000円前後。
HP Pavilion Mini 300-150jp
「HP Pavilion Mini 300-150jp」は、デスクトップPCをコンパクトボディに凝縮したミニPC。設置面積が145×146mmと小さく、机上のPC設置スペースを節約できる。付属のマウスやキーボードなどはすべてワイヤレス仕様。サウンド機能としてB&O Playの技術を採用し、プリインストールソフトと合わせて上質なオーディオ体験を提供する(B&O PlayはBang&Olufsenのカジュアルブランド)。
主な仕様は、CPUがIntel Core i5-5200U(2.20GHz)、メモリがPC3L-12800 8GB(8GB×1、最大16GB)、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500(CPU内蔵)、ストレージが1TB HDD。光学ドライブは非搭載。OSはWindows 8.1 Update 64bit。
主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×4、HDMI×1、DisplayPort×1、メディアカードリーダー、マイク入力、ヘッドホン出力など。本体サイズは約W145×D146×H53mm、重量は約640g。
HP Pavilion Mini 300-130jp
「HP Pavilion Mini 300-130jp」は、CPUにIntel Core i3-5005U(2.00GHz)を搭載する下位モデル。CPUのほか、メモリがPC3L-12800 4G (4GB×1、最大16GB)、ストレージが500GB HDDであること以外は、「HP Pavilion Mini 300-150jp」とほぼ共通の仕様。