東京都・松屋銀座で「リサとガスパール展」--赤い手帳に描いたリサの原型も

百貨店の松屋銀座(東京都中央区)では8月5日～24日、展覧会「日本語版刊行15周年 リサとガスパール展」が開催される。

「リサ」と「ガスパール」は、フランスの絵本作品『リサとガスパール』に登場するキャラクター。同展では、『リサとガスパール』シリーズ初期の代表作や日本未刊行の最新作、未公開の原画約150点に加え、絵本ができるまでのラフスケッチや立体物などの資料を展示するほか、最新の作家映像の上映などを行う。

「リサ」のモデルとなったのは、同作の挿絵を担当するゲオルグ・ハレンスレーベン氏が、妻であり同作の文を担当するアン・グットマン氏にクリスマスプレゼントとして贈った「赤い手帳」に描かれたキャラクターであるという。同展ではその手帳も展示し、見どころのひとつとしている。

グッズコーナーでは、ぬいぐるみやフィギュア、ポーチ、コースターなどの展覧会限定のオリジナルグッズを含む300アイテムを取りそろえる。また、ハレンスレーベン氏描きおろし作品の販売も予定しているとのこと。

また、同店8階のレストランシティでは会期限定の「リサとガスパール カフェ」もオープンし、ビーフシチューやカレー、ティラミス、ラテアートを施したカフェラテなどを提供する。

同展の開催時間は、各日10:00～20:00。入場は閉場の30分前までで、最終日は17:00閉場となる。会期中無休。入場料金は、一般1,000円・高大生700円・中学生500円・小学生300円。前売りの場合、一般700円・高大生500円・中高生400円となる(いずれも税込)。