ついにApple Musicがスタートした。日本では数百万と少ないものの、世界では3,000万以上もの楽曲を定額で聴き放題というサービスは、Apple自身が運営するサービスとあって後発ながらも注目度は高い。利用にはiOS 8.4以降が必要となるため、すでにアップデートを済ませたユーザも多いのではないだろうか。
そのApple Music、個人契約は月額980円、最大6メンバーのファミリー契約は月額1,480円という契約を済ませると、すべての曲が聴き放題になる。フォーマットはAAC 256kbpsとiTunes Storeでダウンロード販売しているものと同品質、ストリーミングサービスだからといって低クオリティというわけではない。
しかも、音楽の聴き方はストリーミングだけではない。iPhone/iPadに楽曲データをダウンロードしておき、それを聴くこともできるのだ。当然、ダウンロードした楽曲数が増えるにつれ内蔵ストレージの消費量も増えるが、聴きたい曲のダウンロードをあらかじめ済ませておけば、移動中にパケット通信が発生することを予防できる。手当たり次第に曲を聴いていれば、キャリアの通信制限が始まる7GBなどあっという間だからだ。
手順はかんたん。まずは『ミュージック』の検索機能で目的のアルバムを探し、そのアルバムの画面を表示してみよう。アートワーク横に並ぶボタン群の右端に見える「…」をタップ、現れたメニューで「オフラインで再生可能にする」を選択すればいい。これだけで、『ミュージック』のみで再生可能な(DRMで保護された)曲として内蔵ストレージに保存される。
ダウンロード完了までの時間はネットワーク品質次第だが、お勧め曲/アーティストがピックアップされる「For You」で進行状況を確認することができる。画面上部に「○○曲をダウンロードしています」と表示されるので、それをタップすればOK。ダウンロード処理を中断することもできるので、覚えておきたいテクニックだ。
操作手順をカンタン解説
(提供:iPad iPhone Wire) |