ディラックはこのほど、NCASE製のMini-ITX対応PCケース「NCASE M1」の取り扱い開始を発表した。17日に発売し、店頭予想価格は税別26,800円前後。
「NCASE M1」は、クラウドファンディングによる資金調達により開発されたPCケースで、自作PCユーザーのコミュニティからフィードバックを受け、ケースのデザインや構成を決定したという。
容量12.6Lの小型サイズながら、最大約305mmまでの拡張カードや高さ130mmまでのCPUクーラー、240mmまでのラジエータを備えた水冷クーラーなど大型パーツの搭載に対応する。また、光学ドライブの設置スペースに2.5インチドライブ、ラジエータの設置スペースに3.5インチドライブの搭載が可能など、用途に応じて内部の構成を変更できるという。
標準時のドライブベイは、5.25インチベイ(スロットイン仕様 / スリムドライブ対応)、内部3.5インチベイ×3基(サイドブラケット×2、ボトム部×1、排他仕様)、内部2.5インチベイ×5基(フロントパネル×1、フロントパネル裏×1、ボトム部×1基、付属ブラケット×2、排他仕様)。
冷却ファンは標準では搭載しないが、オプションとして背面に80mm/92mm×1基、左サイドに120mmファン×2基、底面に120mmファン×2基を搭載できる。
そのほかの仕様は、拡張スロット数が3基(うち2基はロープロファイル専用)、対応電源はSFX(付属のブランケットや短めの拡張カードの使用でATX電源も搭載可)、外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、オーディオ入出力。本体サイズはW160×D328×H240mm、重量は約2.68kg。対応フォームファクタはMini-ITX / Mini-DTX。本体カラーはブラックとシルバーの2色。