セブン銀行は7日、米国のセブン-イレブン店舗に、2017年7月からATMを設置すると発表した。
米国のセブン-イレブン7,803店舗にATM設置へ
同行の米国子会社Financial Consulting&Trading International(以下、FCTI)が、米国の7-Elevenとの間で、同国内のセブン-イレブン店舗を対象とするATM設置契約の締結を行うことを、7日に開催した取締役会で決定した。
同行は、従来から海外ATM事業を推進しており、米国では2012年10月に株式取得した子会社FCTIを通じ、ATMサービス網の拡大に取り組んできた。今回の契約締結により、FCTIは2017年7月以降、7-Elevenの運営する米国内のセブン-イレブン7,803店舗(2015年2月末時点)において、ATMを設置運営することができるようになる。
なお、米国ATM事業については、今回の契約締結によって実現が見込まれる規模の拡大とコスト競争力・収益力の向上を通じ、今後、一層の成長を加速させることが可能としている。
また、今回の契約締結に伴う2016年3月期の連結業績に与える影響は軽微であるとし、中長期的には連結業績の向上に資するものと見込んでいるという。