ペッツファーストはこのほど、子犬、子猫、保護犬と出会えるペットショップ「P's-first下北沢店」をオープンした。

下北沢店 店内イメージ

下北沢南口商店街にオープン

同店は、下北沢の中でも特に活気がある「下北沢南口商店街」にオープン。「P's-first」としては、青山、自由が丘、広尾、麻布十番、吉祥寺などに続く都内9店舗目の路面店となる。

店舗面積は約52平方メートルで、管理頭数は30頭。コンパクトでも開放感がある空間になるよう、複数頭の子犬が遊べる広さの「パピールーム」や、猫特有の上下運動ができる高さの「キティルーム」を設置し、広がりと動きのある店舗づくりを行う。広い部屋で多頭管理をすることで、犬同士、猫同士のコミュニケーションや社会性を学べるようにしているという。

保護犬専用ブースを設置

平成25年度の環境省統計によると、飼い主から引き取った犬、所有者不明の犬の合計28,570頭が殺処分されている。同社では保護団体と連携し、より多くの保護犬が新しい飼い主と出会えるよう、15店舗で保護犬専用ブースを設置し、譲渡活動を行っている。

保護犬専用ブース

譲渡活動は2013年3月から開始し、6月現在で累計180頭の保護犬を譲渡した。実施店舗の増加に伴い、月間譲渡数は前月比1.5倍ペースで増加。「次の保護犬が来たら教えてほしい」などの問い合わせも多く、潜在的な需要が多いと見込んでいる。今後も子犬子猫だけでなく、保護犬とも出会える場所として、活動を継続していくという。