米BOX OFFICE MOJOは7月3日~7月5日の全米週末興業成績を発表した。

4週連続で『ジュラシック・ワールド』がトップ。累計興行収入は公開から4週間で5億5,813万7,000ドルとさらに業績を伸ばした。

1位と僅差で2位は今週も『インサイド・ヘッド』。『ジュラシック・ワールド』に阻まれ、3週連続2位止まりだが、累計興行収入2億4,616万ドルと今週2億ドルを突破し、本来であればトップ級のヒットを記録している。

“ターミネーター”シリーズ最新作『ターミネーター: 新起動/ジェニシス』は3位発進。シリーズとしては12年ぶりの5作目にあたるが、ターミネーター役のアーノルド・シュワルツェネッガー以外のキャストを総替えし、1、2作をベースにしたリブート版新三部作の第1弾。2029年を舞台に人類反乱軍のリーダーであるジョン・コナーの母サラ・コナーを歴史から抹消するため、未来から送り込まれたターミネーター「T-800」を軸に新たな物語が展開される。

(C)2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

『マイティ・ソー ダーク・ワールド』のアラン・テイラーが監督を務め、サラ・コナー役を『ゲーム・オブ・スローンズ』のエミリア・クラーク、カイル・リース役を『ダイ・ハード/ラスト・デイ』のジェイ・コートニーが演じている。

(C)2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

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4位『Magic Mike XXL(原題)』も初登場。メンズストリップの世界を描いたスティーブン・ソダーバーグ監督のヒット作『マジック・マイク』の続編で、前作では製作スタッフだったグレゴリー・ジェイコブスが監督となり、前作同様、チャニング・テイタム演じる主人公のマイクがストリッパーを辞めた3年後が描かれる。

その他9位『Me and Earl and the Dying Girl』は、4週目で初のトップ10入り。今年2月に開催されたサンダンス映画祭で審査員大賞とオーディエンス賞を獲得した注目作で、白血病患者の少女のために1本の映画を作ろうとする映画オタクの少年コンビの奮闘を描いた、ジェシー・アンドリューズ原作の青春小説を映画化した作品だ。

全米週末興行成績TOP 10(7月3日~7月5日)

順位 先週順位 作品名 週末興行収入 累計興行収入 日本公開日 週経過
1 1 ジュラシック・ワールド 3,090万ドル 5億5,813万7,000ドル 8月7日 4
2 2 インサイド・ヘッド 3,010万5,000ドル 2億4,616万ドル 7月18日 3
3 ターミネーター: 新起動/ジェニシス 2,870万ドル 4,415万6,000ドル 7月10日 1
4 Magic Mike XXL(原題) 1,160万ドル 2,665万6,000ドル 未定 1
5 3 テッド2 1,100万ドル 5,833万4,000ドル 8月28日 2
6 4 Max (2015) (原題) 661万ドル 2,534万9,000ドル 未定 2
7 5 Spy(原題) 550万ドル 9,789万6,000ドル 未定 5
8 6 カリフォルニア・ダウン 303万ドル 1億4,737万3,000ドル 未定 6
9 圏外 Me and Earl and the Dying Girl 132万ドル 400万4,000ドル 未定 4
10 7 Dope(原題) 109万8,000ドル 1,410万4,000ドル 未定 3