女優の蓮佛美沙子が4日、東京・スペースFS汐留で行われたTBS系ドラマ『37.5℃の涙』(7月9日スタート、毎週木曜21:00~21:54)の特別試写会に登壇し、子役に「おっぱい触りたい」と言われて困惑したエピソードを明かした。
同作は、椎名チカのコミックを原作に、蓮佛演じる新米病児保育士・杉崎桃子が仕事、恋、家族、友情に向き合いながら成長していく物語。病児育児士とは、緊急時に親に代わって子供の世話をするという仕事で、撮影は子役とやり取りするシーンも多い。
「子供が大好き」という蓮佛は、今作で初めてドラマ出演する子役に「すごい無邪気で『桃子先生~』って言ってくれて、すごいうれしい」と喜びを感じていた。だが、突然「おっぱい触りたい」とせがまれ、「なんて本能のままに生きているんだ…」と衝撃を受けたことを振り返った。この日登壇したほかの出演者たちも、子役との仲むつまじい姿を見せた。
桃子が所属する病児育児士派遣会社「リトルスノー」の設立スタッフ・朝比奈元春役の成宮寛貴は、今クールはドラマの仕事を休む予定だったが、今作のオファーが父親役だったことから「やってみたいかも」と感じ、出演を決めたという。その娘役である鈴木梨央から「すごい大好きな俳優さんなので、お父さん役になっていただけて、すごいうれしいです!」と言われると、成宮は「100点の答えをいただいて…」と目を細めた。
また、「リトルスノー」の顧客でシングルファーザーの篠原健介役・速水もこみちは、息子役の横山歩に「オムライス作ってください」と頼まれ、「もちろん、ものすごくおいしいオムライスを作るしかないでしょ!」と、得意の料理でリクエストに応えることを約束。桃子の母親・杉崎富美子役の浅野温子も、横山をかわいがっている様子だった。
原作では、篠原が桃子に「壁ドン」するシーンもあるということで、早速2人が挑戦。しかし、身長差が大きく、蓮佛が速水の腕を見上げてしまう状態になってしまった。桃子の先輩保育士・関めぐみ役の水野美紀も「楽しみにしてるんですよ!」という"壁ドン"シーンが、本番でどう改善して成功させるのかにも注目だ。