ロジテックINAソリューションズは2日、著作権保護技術「SeeQVault」に対応した外付け型HDD「LHD-ENU3Q」シリーズと、ポータブルHDD「LHD-PBMU3Q」シリーズを発表した。7月上旬から同社の通販サイト「ロジテックダイレクト」にて発売する。税別価格は16,481円から。SeeQVault対応の機器同士であれば(テレビ、レコーダー、HDDなど)、録画番組を別のSeeQVault対応機器でも視聴できる。

LHD-ENU3QWシリーズ

LHD-ENU3QWシリーズ

「LHD-ENU3QW」シリーズは2TBと3TBのモデルを用意し、税別価格は2TBが19,259円、3TBが22,963円。内蔵HDDはウエスタンデジタル製の「WD Green」。縦置き/横置きの両方に対応し、本体の底面と側面に通気用のスリットを配置するダブルデッキエアフロー構造を採用する。ファンレス設計のためHDD以外の音は発生せず、接続機器との電源連動機能により省電力性能にも優れる。

インタフェースはUSB 3.0。本体サイズはW35×D183×H120mm、重量は850g。対応OSはWindows 7以降、「SeeQVault」対応TVやレコーダーなど。

LHD-ENU3QSWシリーズ

「LHD-ENU3QSW」シリーズは、「LHD-ENU3QW」シリーズにソフトを付属したモデル。HDDの仕様はほぼ共通。価格(税別)は2TBが22,037円、3TBが25,741円。

利用可能なソフトとして「CyberLink SeeQVault Player for Windows」が付属。SeeQVault対応のテレビやレコーダーで録画した番組の再生や管理が行える。ソニー・コンピュータエンタテインメントの「nasne」で録画した番組をHDDに移動できるPC用アプリ「PC TV with nasne」もSeeQVaultに対応。別の部屋で番組を視聴できるようになるほか、nasneの容量も節約できる。

LHD-PBMU3QWシリーズ

LHD-PBMU3QWシリーズ

「LHD-PBMU3QW」シリーズは、「SeeQVault」に対応したポータブルHDD。1TBと2TBのモデルを用意。価格(税別)は1TBが16,481円、2TBが24,815円。USBバスパワーで動作するモデルで、接続するだけで使用可能。

本体は側面が半球形状デザインになっており、表面には傷やこすれなどに強い武蔵塗料社製の最新ラバー塗装を使用。2層コーティングで高級感を高めつつ、滑り落ち防止効果も期待できる。指紋もつきにくい。

内部構造は耐衝撃ラバーの肉厚フレームでHDDを保護。ハードディスクを浮かせて支えるフローティング構造により、本体が圧迫されても圧力がHDDに伝わりにくい。ラバーの硬度もどの角度から落下しても衝撃を吸収できるようチューニングされている。これらの技術により、米軍採用品の耐衝撃選定基準となる「MIL-STD-810F 516.5」をクリアしている。

インタフェースはUSB 3.0。本体サイズはW79×D116.5×H20.5mm、重量は240g。対応OSはWindows 7以降、「SeeQVault」対応TVやレコーダーなど。

LHD-PBMU3QSWシリーズ

「LHD-PBM3QSW」シリーズは、「LHD-PBM3QW」シリーズにソフトを付属したモデル。HDDの仕様はほぼ共通。価格(税別)は1TBが19,259円、2TBが27,593円。付属するソフトは「LHD-ENU3QSW」シリーズと共通。