ニコンイメージングジャパンは7月2日、ニコンDXフォーマットを採用するデジタル一眼レフカメラ用の標準ズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR」を発表した。発売は7月16日。希望小売価格は125,000円(税別)。

AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR

AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VRは、焦点距離16~80mm(35mm判換算で24~120mmの画角に相当)の標準ズームレンズ。ニコンDXフォーマット対応レンズとして初めてナノクリスタルコートとフッ素コートを採用した。そのほか、電磁絞り機構もDXレンズとして初搭載。高精度な絞り制御で高速連続撮影時も安定した露出制御を実現するという。

手ブレ補正効果4.0段分(CIPA準拠)の効果があるVR機構を搭載。暗い屋内などでの手持ち撮影をサポートする。

主な仕様は、焦点距離が16~80mm、開放絞りが広角端でF2.8、望遠端でF4、最小絞りが広角端でF22、望遠端でF32。レンズ構成は13群17枚(EDレンズ4枚、非球面レンズ3枚)。絞り羽枚数は7枚(円形絞り)。画角は83度~20度。最短撮影距離は0.35m、最大撮影倍率が0.22倍。

フィルターサイズは72mm。本体サイズは最大径約80×長さ85.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)、重量は約480g。72mmスプリング式レンズキャップ、裏ぶた、バヨネットフードが付属する。