歌手・さだまさしが歌う、佐藤健主演のTBS系ドラマ『天皇の料理番』(毎週日曜21:00~21:54)の主題歌「夢見る人」のミュージックビデオが2日、公開された。

『天皇の料理番』主題歌「夢見る人」を歌うさだまさし

撮影は、現在開催中のツアー『さだまさしコンサート2015~風の軌跡~』の合間を縫って、6月上旬に敢行。MVの中で、さだが「即興の水彩画」と、私物の万年筆による「歌詞の手書き」に挑戦している。

即興ということで、さだはテーマを持たずに水彩画を描き始め、40分ほどで完成。白いキャンバスに黄色やオレンジなどの色を塗り、中央に丸い夕日を描いたが、最後にその夕日をハート型にした。一方の歌詞の手書きは一発OKで完成。フルコーラス分を2回に分けて書いたが、1文字も間違えることなく書き上げた。

さだにとって17年ぶりに連続ドラマの主題歌として書き下ろした同曲は、7月8日にリリースされるさだまさしのアルバム『風の軌跡』に収録。このMVは、2日より動画配信サイト「GYAO!」で配信され、8日のアルバム発売日以降に、さだまさしオフィシャルYouTubeサイトなどで公開される。

『天皇の料理番』は、佐藤演じる田舎で暮らす主人公・秋山篤蔵が、日本一のコックになるというと夢を抱き、天皇の料理番にまで上り詰めた生きざまと、彼を支える家族たちの愛を描いた物語。5日放送の第11話では、大正から昭和に時代が移り、宮内省大膳も新しい形に生まれ変わろうとする中、平穏な日々を過ごしていた篤蔵たちに、ある出来事が起こる。

「夢見る人」MVの収録風景

『天皇の料理番』第11話より (C)TBS