東芝ホームテクノは7月2日、過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」の新製品として「ER-ND8」を発表した。発売は8月初旬で、価格はオープン。推定市場価格は税別58,000円前後だ。
石窯ドームは、ピザ釜のような丸みのある庫内天井で、熱風を効率的に循環させる過熱水蒸気オーブンレンジ。今回発表されたER-ND8は、総庫内容量26Lで、冷凍した食材の種類に合わせて解凍方法を選べる「3つの解凍」機能を搭載する。解凍機能は、ひき肉をほぐしやすく、固まった薄切り肉をはがせる柔らかさまで解凍する「スチーム全解凍」、包丁で切りやすいかたさに解凍するスピード重視の「お急ぎ全解凍」、包丁が入るものの、中が少し凍った状態の「さしみ(半解凍)」の3種類だ。そのほか、6枚切りサイズの食パン2枚を5分台で焼ける「トースト」キーを追加した。油で揚げない「ノンフライ」オートメニューの「鶏のから揚げ」「フライ」「天ぷら」も継承している。
庫内は幅39cm、高さ最大20.5cmと広い間口を確保した「ワイド&フラット」構造を採用。また、左右合計6cm、上方10cmのスペースをあければ、本体背面を壁にピッタリとくっつけて本体設置できる「省スペース設置」に対応している。
オーブンの温度調整範囲は100℃から250℃、発酵コースは30 / 35 / 40 / 45℃、電子レンジは最大1,000Wまで対応。庫内容量は26Lで、サイズはW480×D390×H350mm、質量は約14kg。カラーはグランホワイト。
また、ER-ND8と同時に、過熱水蒸気機能を搭載しないスチームオーブンレンジも2機種発表された。総庫内容量26Lの「ER-ND7」は8月中旬、23Lの「ER-N6」は9月初旬に発売する予定。価格はオープンで、推定市場価格はER-ND7が48,000円前後、ER-N6は38,000前後(いずれも税別)。
新製品はいずれも、待機時の消費電力がゼロで、調理終了後、扉を開けてから5分後に自動で電源が切れる「オートパワーOFF」などの省エネ機能も採用している。