経済産業省 資源エネルギー庁が1日に発表した石油価格調査(6月29日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.2円高い145.1円となり、10週連続で値上がりした。145円台は2015年1月5日(145.2円)以来、約半年ぶり。なお、上げ幅は前週より0.2円縮小した。
27都府県で値上がり
原油価格が上昇し、石油元売り会社が卸価格を引き上げたことなどが影響した。都道府県別に見ると、27都府県で値上がり、11府県で横ばい、9道県で値下がり。最も高かったのは鹿児島県の152.7円(前週152.7円)で、次いで高知県の152.0円(同149.4円)、長崎県の151.4円(同151.3円)となった。
ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.3円高い156.0円で、10週連続の値上がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格も前週より0.2円高い123.4円で、同じく10週連続で値上がりした。
灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より1円高い1,545円で、こちらも10週連続で値上がりした。