厚生労働省は1日、2015年4月分の被保護者調査の結果を発表した。それによると、4月時点の生活保護受給世帯は前月比1,534世帯減の162万924世帯となり、2カ月ぶりに減少した。なお、前年同月比では2万683世帯増加した。
生活保護受給者も2カ月ぶり減少
生活保護受給者数も前月比1万917人減の216万3,414人と、同じく2カ月ぶりの減少。なお、前年同月比では3,567人増加した。
世帯別に見ると、高齢者世帯(男女とも65歳以上の世帯、またはこれらに18歳未満の未婚者が加わった世帯)が全体の49.1%に当たる79万2,209世帯(前月78万6,634世帯)でトップ。以下、働ける世帯を含むその他の世帯が27万4,944世帯(同27万6,801世帯)、傷病者世帯が25万5,089世帯(同25万8,177世帯)、障害者世帯が18万6,917世帯(同18万7,628世帯)、母子世帯が10万4,241世帯(同10万5,442世帯)と続いた。