日本トランスオーシャン航空は6月30日、那覇発/関西着便(JTA002便)のボーイング737-400飛行中のトラブルが、国土交通省航空局より重大インシデントと認定されたことを発表した。
同機は宮崎県沖上空高度約1万1,000mを飛行中、エンジンの抽気システムに不具合を示す警告灯が点灯し、その後、客室高度の上昇(客室内の減圧)を示す警報が作動したため、運航乗務員は客室内の酸素マスクを作動させて高度約3,000mまで降下した。同事例の影響により、7月1日の以下5便が欠航となっている。
欠航
JTA001便: 大阪(関西)空港発09:00→沖縄(那覇)空港着11:05
JTA005便: 大阪(関西)空港発14:55→沖縄(那覇)空港着16:55
JTA004便: 沖縄(那覇)空港発12:10→大阪(関西)空港着14:10
JTA060便: 沖縄(那覇)空港発18:05→福岡空港着19:45
JTA065便: 福岡空港発20:25→沖縄(那覇)空港着21:55