バッファローは6月30日、デジタルフォトアルバム「おもいでばこ」の最新モデル「PD-1000」シリーズのアップデートソフトを提供開始した。「ごみ箱」内の写真や動画を外部ストレージに書き出す新機能が追加される。

3月に発売された「おもいでばこ」の「PD-1000-L」と「PD-1000」

おもいでばこは、デジタルカメラなどで撮影した静止画や動画を取り込んで保存し、テレビやタブレット、スマートフォンなどの画面で再生するボックス型のフォトストレージだ。2015年3月に発売されたPD-1000シリーズは、おもいでばこの第3世代に当たり、容量1TBの「PD-1000」と容量2TBの「PD-1000-L」の2モデルを用意する。

今回のアップデートによって、「ごみ箱」内の写真や動画をUSBメモリなどの外部ストレージに直接書き出す機能が追加される。ごみ箱から完全に削除する前に、必要に応じてデータを移動可能だ。

終了時や無操作時にバックグラウンドで実施する「最適化」を高速化したほか、一部のデジタルカメラで撮影したMP4形式の動画再生中に映像が乱れる現象や、初回起動時の時間設定で画面上から「午前」を選べないなどいくつかの問題、軽微なバグを修正した。

おもいでばこのアップデートは、本体をインターネット接続している場合、ホーム画面の「アップデート」ボタンから行える。PCでアップデータをダウンロードし、USBメモリ経由でアップデートすることも可能だ。