日本テレビ系バラエティ番組『マツコとマツコ』(毎週土曜23:00~23:30)で活躍するタレント、マツコ・デラックスそっくりな人間型ロボット(アンドロイド)の"マツコロイド"が、世界最大級の広告イベント「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」のプロモ&アクティベーション部門で、ブロンズ賞を獲得したことが30日、明らかになった。
同イベントは毎年6月に行われ、世界中の広告関係者約1万3,000人が集結、4万を超える作品が出品される。今回、マツコロイドが受賞した「プロモ&アクティベーション部門」は、商品やサービス、ブランドに対しての消費者の積極性を促し、効果をもたらした創造的なアイデアに与えられるものだ。
イベントには、マツコロイドと、生みの親である開発者の大阪大学の石黒浩教授が登壇。その異様な風貌に、各国から訪れた参加者の注目の的になった。この模様は、『マツコとマツコ』で、7月中に放送される。
マツコロイドは、すでに今年3月に「アジア太平洋国際広告祭(アドフェスト)」のメディア部門でシルバー賞、5月に「ニューヨークフェスティバル」のブランデッドコンテンツ部門でブロンズ賞も獲得しており、これで海外の賞の受賞は3度目となる。
6月27日の放送は、マツコロイドが通販番組に挑戦し、番組最高視聴率となる12.6%を獲得(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。賞も高視聴率も獲得して勢いにのる中、次回7月4日の放送では、マツコロイドが夏の風物詩「怪談」話に挑戦する。