東海道新幹線新横浜~小田原間が30日14時9分に運転を再開した。同日11時30分頃、「のぞみ225号」車内で非常ブザーが扱われたため、運転を見合わせていた。
東海道新幹線(東京~新大阪間)では運転再開後も、上下線の一部列車に運休や遅れが発生しているとのこと。山陽新幹線(新大阪~博多間)にも影響し、東京発博多行「のぞみ31・33号」は新大阪~博多間も運休に。他にも東海道・山陽新幹線を直通する「のぞみ」「ひかり」の一部列車で、東京~新大阪間が運休となる。新大阪駅から山陽新幹線博多方面および九州新幹線へ直通する列車は通常通り運転されている。
なお、「のぞみ225号」車内で非常ブザーが扱われた原因として、「車内で油を被った旅客がいるとの情報があったため」とJR東海は説明していた。同列車は神奈川県小田原市を走行中、白煙が上がったために緊急停止。油のようなものを被ったとみられる男性1人が死亡し、煙を吸ったとみられる女性1人も死亡が確認されたと報じられた。他にも重傷者・けが人が発生しているという。