ビー・エム・ダブリューは「5シリーズ」のクリーン・ディーゼル・モデル「523d セダン スタンダード・モデル」「BMW 523d ツーリング スタンダード・モデル」の車両価格を改定し、7月1日に受注を開始する。
「523d」は、最高出力184PSを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボディーゼルエンジンを搭載。力強い走りを可能としながら、JC08モード燃費は16.6km/リットルという低燃費を実現している。エコカー減税対象車の認定を受け、自動車取得税・重量税は100%減税となる。
「523d」は、「5シリーズ」全体の販売台数のうち、すでに約4割を占めているが、今回、クリーン・ディーゼル・モデルの魅力をより多くの顧客に提供するため、標準装備内容を見直して価格を引き下げる。
また、「523i」「523d」「528i」のラグジュアリーとMスポーツにおいて、「レーン・チェンジ・ウォーニング」「アクティブ・プロテクション」を新たに標準装備とした。「5シリーズ セダン / ツーリング」は、「衝突回避・被害軽減ブレーキ」や、「アクティブ・クルーズ・コントロール」を含むドライバー支援システム「ドライビング・アシスト・プラス」などの安全機能をすでに標準装備しているが、今回さらに装備の充実化を行う。
クリーン・ディーゼル・モデルの価格は、「523d セダン スタンダード・モデル」が599万円、「523dツーリング スタンダード・モデル」が633万円(ともに税込)。従来モデルからそれぞれ57万円の値下げとなっている。