小田急電鉄は6月28日、小田急線・座間駅前「ホシノタニ団地」3号棟・4号棟を開業する。
"人と自然、人とまち、人と人とがつながる住まい"がコンセプト
同社は、ブルースタジオの企画・設計監修の下、小田急線・座間駅前の社宅(全4棟、2014年3月閉鎖)のうち2棟について大規模リノベーションを実施。3月に完成した4号棟に続き、このほど3号棟が完成した。
3号棟の1階には、「食とイベントを通じて、生産者と消費者を直接つなぐ」を店舗のコンセプトに、生産者(農家)と共同経営する「農家cafe」、団地の敷地内には居住者専用の「ドッグラン」が入居する。
そのほか、既にオープンしている「会員制サポート付貸し農園『シェア畑』」、座間市が運営する子育て支援センター「ざまりんのおうち かがやき」なども利用可能。リノベーションを実施した単なる賃貸住宅にとどまらず、「人と自然、人とまち、人と人とがつながる住まい」をコンセプトにした充実した施設を揃えている。
6月28日 11時~16時には、オープニングイベント「ホシノタニマーケット」を開催。内容は、子供向けフリーマーケット・ワークショップ、ドッグラン体験、モデルルーム公開(2部屋)など。参加費は無料(各ワークショップや農家cafeの利用は有料)で、誰でも参加可能。
所在地は、神奈川県座間市入谷5丁目。賃貸戸数は、55戸(3号棟:28戸、4号棟:27戸)。専有面積は、37.38m2(部屋のレイアウトは、3号棟と4号棟で異なる)。共用施設は、3号棟:農家cafe、集会所(ユーティリティースペース)。4号棟:子育て支援センター。敷地内:会員制サポート付貸し農園「シェア畑」、ドッグラン。