リクルート住まいカンパニーはこのほど、運営する不動産・住宅サイト『SUUMO(スーモ)』の掲載データを集計し「東京23区 ペット相談可で家賃が安い駅ランキング」を発表した。
同調査の対象となる駅は、入居募集物件の10%以上が「ペット相談可」である駅に限定した。物件は駅徒歩15分以内、10平方メートル以上の1R/1K/1DKの賃貸物件で、家賃相場は入居条件に「ペット相談可」を含み、2015年1月1日~3月31日にSUUMO賃貸に掲載されたものから算出した。
最も家賃相場が安かったのは、葛飾区にある京成本線・青砥(あおと)駅で6.83万円だった。付近には葛飾区が「犬と散歩ができる公園」としている「青戸平和公園」がある。駅は中川と新中川の分岐点に近いため、川沿いをのんびり愛犬と散歩できる。
2位も葛飾区の京成押上線・京成立石駅で、家賃相場は7.01万円だった。3位は足立区の日暮里・舎人ライナー・江北駅で、家賃相場は7.07万円。4位は練馬区の西武池袋線・練馬高野台駅で、家賃相場は7.18万円だった。練馬区はトップ15に5駅がランクインしている。
トップ15のうち、「ペット相談可」の物件の占める割合が一番高かったのは、13位のJR埼京線・浮間舟渡(うきまふなど)駅だった。ペット相談可の物件がある割合は15駅平均14%のところ、浮間舟渡駅は23%と高くなっている。