三井不動産レジデンシャルとJX日鉱日石不動産は27日より、武蔵小杉に開発中の超高層分譲マンション「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」の第一期販売を開始する。

武蔵小杉に開発中の超高層分譲マンション「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」

JR武蔵小杉駅北口側で初めてとなる再開発

神奈川県川崎市の武蔵小杉といえば、近年の「住みたい街ランキング」で上位にランクインする人気の街。多摩川や等々力緑地などの豊かな自然と、2駅13路線が利用可能な交通利便性に加え、過去にマイナビニュースで紹介したグランツリー武蔵小杉を始めとする再開発事業も進む。

このたび販売開始される「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」は、武蔵小杉で3棟目となる超高層分譲タワーマンション。場所はJX日鉱日石エネルギーの社宅があったJR武蔵小杉駅北口側だ。これまで武蔵小杉エリアの再開発はJRの南口側を中心に行われてきたが、同物件は北口側で初の再開発事業となる。

北口側で初の再開発事業となる

規模についても、計画総戸数が約1,200戸、下層階には200メートルに連なる商業施設や川崎市立のコンベンションセンターを併設するなど、東急東横線沿線で最大級の街づくり事業となっている。

三井不動産レジデンシャル 執行役員 横浜支店長の徳川浩一氏は「これまで南口側で開発事業を行い、魅力ある街づくりに貢献してきた。武蔵小杉エリア再開発のリーディングカンパニーとして、住宅・商業・文化一体型の大規模複合施設を中心とする北口側の開発にも取り組んでいく」とコメントしている。

共有部にはビューバスやゲストサロンも完備

パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデンを中心とする街づくりのコンセプトは「Town in the GARDEN」。住まいに庭を造るのではなく、庭の中に街を作るという発想に基づいている。具体的には、敷地全体の約4割を緑化し、多摩川や等々力緑地といった周辺自然環境への調和を目指すという。

外観完成予想図

共有部は家族や住民・仲間同士がつながり、コミュニケーションが生まれる環境づくりを意識。屋上には、ヨガを楽しむことや子供が遊ぶことのできる「スカイビューガーデン」、49階には高層階からの風景を眺めながら、家族や友人とリラックスできる「ビューバス」を用意。他にもホームパーティや料理教室などを楽しめる「ゲストサロン」、子育て世代にも優しい「スタディールーム」、「キッズルーム ベビールーム」などが設けられる。

「スカイビューガーデン」完成予想図

「ビューバス」完成予想図

専有部の間取りは1LDK~4LDK。三井不動産レジデンシャルの発表によると、モデルルームの来場者は約45%が年収1,000万円以上の高収入層。室内はパーティーなども楽しめそうなカウンターキッチン、広々としたマスターベッドルームなど、メインターゲットを意識した高級感のあるコーディネートとなっている。

展示中のモデルルーム

同事業では、武蔵小杉を横文字で表記する際、「こすぎ(KOSUGI)」の「こ」を「CO(COSUGI)」と表現している。この「CO」はcommunicationやcollaboration、connect、communityなど「誰かと誰か」「何かと何か」がつながって、新しい価値観が生み出されるようなニュアンスを意識したものだという。

三井不動産レジデンシャルは「同事業は、武蔵小杉における駅北口側のフラッグシップ・プロジェクトとなる。『COSUGI』のコンセプトのもと、入居者と街、地元住民同士が共につながり、新しい価値を生み出す街づくりをしていきたい」としている。

ダイニングとキッチン

リビングとマスターベッドルーム

パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデンの第1期登録受付期間は6月27日~7月5日、販売戸数は409戸。価格は1LDK 45平方メートルで4,390万円~。