ASUSTeK Computerは26日、AMD Radeon R9 380を搭載するグラフィックスカードなど4モデルを発表した。6月27日より発売する。価格はオープン。店頭予想価格は20,000円前後から。
STRIX-R9380-DC2OC-2GD5-GAMING
「STRIX-R9380-DC2OC-2GD5-GAMING」は、AMD Radeon R9 380を搭載するミドルレンジグラフィックスカード。店頭予想価格は36,500円前後。
リファレンスモデルよりコアクロックを高めたオーバークロック仕様で、「ウイングブレードゼロノイズファン」を搭載。通常のファンと同じ回転数で、より強力な風を送ることが可能。GPUの温度が低いときにはファンを停止するなど、静音性と冷却性を両立する。ヒートパイプをGPUに密着させた「DirectCU II」も搭載。GPUの熱を素早くフィンへと伝達する。
リアルタイムハードウェアモニタリングツール「GPU Tweak II」を使うことで、Windows上から簡単にオーバークロックが可能。そのほか、ゲーム画面をリアルタイムで配信する「XSplit Gamecaster」が付属。ASUSオリジナル機能として、「GPU Tweak II」で保存したプロファイルをゲーム中に選択できる。1年間のPremiumライセンス付き。
主な仕様は、コアクロックが990MHz、ストリーミングプロセッサ数が1,792基、メモリクロックが5,500MHz、メモリは256bit接続のGDDR5 2GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DVI-I×1、DVI-D×1、DisplayPort×1。補助電源は8ピン×1。本体サイズはW271×D139×H42mm。
STRIX-R7370-DC2OC-4GD5-GAMING
「STRIX-R7370-DC2OC-4GD5-GAMING」は、AMD Radeon R7 370を搭載するモデル。店頭予想価格はが31,000円前後。メモリ容量が4GBのモデルで、「ウイングブレードゼロノイズファン」の搭載など、機能は「STRIX-R9380-DC2OC-2GD5-GAMING」とほぼ共通。「XSplit Gamecaster」のライセンスは14日間となっている。
主な仕様は、コアクロックが1,050MHz、ストリーミングプロセッサ数が1,024基、メモリクロックが5,600MHz、メモリは256bit接続のGDDR5 4GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DVI-I×1、DVI-D×1、DisplayPort×1。補助電源は6ピン×1。本体サイズはW214×D125×H40mm。
STRIX-R7370-DC2OC-2GD5-GAMING
「STRIX-R7370-DC2OC-2GD5-GAMING」は、メモリが2GBである以外、「STRIX-R7370-DC2OC-4GD5-GAMING」とほぼ共通仕様のモデル。店頭予想価格は27,500円前後。本体サイズはW228×D124×H40mm。
R7360-OC-2GD5
「R7360-OC-2GD5」は、AMD Radeon R7 360を搭載するモデル。店頭予想価格は20,000円前後。「ウイングブレードゼロノイズファン」と「DirectCU II」は省略されている。
主な仕様は、コアクロックが1,070MHz、ストリーミングプロセッサ数が768基、メモリクロックが6,500MHz、メモリは128bit接続のGDDR5 2GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DVI-I×1、DVI-D×1、DisplayPort×1。補助電源は6ピン×1。本体サイズはW220×D111×H38mm。